何かニオイを感じないなと思っていたら

50代男性会社員です。昨年の話ですが、鼻の中に鼻茸が出来てしまいました。よく蓄膿症という病気は聞いたことがあるかも知れませんが、長年蓄膿症を患っており、良くなっては風邪をひくと悪くなるを繰り返していました。今考えるともう20年ほどこんなことの繰り返しでした。

蓄膿症は再発率が高く、治ったと思っても風が長引いたりすると直ぐに再発してしまいます。一時期頭が痛かったり、ほほが腫れているような感じがしたりで、脳外科やら、頭痛外来やらを転々とし、やっと蓄膿症によるものと分かったほどです。それだけ思い当たる節も無いため、違う病気なのではないか?と思ってしまうものです。

去年の春頃にちょっと風邪をこじらせ、2か月ほど鼻水が止まらず、鼻通りも悪く片方の鼻は完全に塞がっていました。また蓄膿症だと思い病院へ行き、暫くは投薬で様子を見ていましたが一向に良くならず、レントゲンで見ても膿がほほ骨の内側に溜まった状態でした。さすがに医者もおかしいと思ったようで内視鏡での検査で鼻茸と診断されました。

簡単に言うと鼻の中に出来る出来物(ポリープ)でそれが大きくなり鼻の孔を塞いでしまっていました。

この頃にはニオイもあまり感じず、いつもの好物を食べてもおいしいと感じませんでした。通院していた病院では手術が出来ないため総合病院を紹介してもらいましたが、精密検査の結果は最悪でした。鼻茸が喉の方にまで張り出し寝ている時には大きなイビキをかくほどでした。しかもほほ骨から通じる孔も塞がっており、このせいでほほ骨の中の膿が排出されず少々腫れているような感じでした。

さて手術をすることになりましたが、完全に再発しないようにするには全身麻酔でほほ骨の中の膜まで切除するということで入院期間は2週間と、簡単な手術と思っていたのに非常に大事になってしまいました。会社も2週間休んで手術をしましたが、術後の夜、麻酔が切れてからは地獄で、痛みで寝られず、出血も止まらずで散々でした。次の日も麻酔薬が喉に回ってしまい喉が痛い様な、イガラっぽいようなおかしな感じが2~3日ほど続き、気になって寝不足状態でした。病院での食事も一応病人と言うことで、味気のないおかゆのようなものばかりで”早く退院してラーメンとか腹いっぱい食ってやる”とおいしい食べ物に飢えてしまいました。それに私は大の酒好きですので入院中は酒も飲めずで、暴れる寸前になっていました。

因みに退院当日は病院を出ると速攻でラーメン屋に行き3人前ほど平らげてやっと満足しました。退院してからも週に一度は通院という形になり、予想以上に手間が掛かりました。今では完治しましたが、元々鼻の孔が狭いためもう一方の鼻の孔に再発する可能性は高いと言われています。ただポリープを取るだけなんて軽く考えていただけに、予想以上の苦痛に”もう二度とこの病気になるものか”と最近では鼻うがいなどをこまめにしています。皆さんもただの風邪と思って治さないと予期せぬ病気になるかもしれませんよ。